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Fly Fishing and Horseback Riding Tour
by Ryoji Mizumachi, July 2004

そもそも計画の発端は、毎年アメリカ釣行をする友人に誘われて私と別の釣り友達2人が便乗する形で旅を計画した。ところが寸前になって張本人が行けなくなり、もう一人も行けなくなった

そこで、「海外旅行歴が韓国に時間滞在のみの私」と「ツアー以外で海外へ行ったことがない釣り友達」の 13 泊珍道中2人旅が決定したのである。


Henry's Fork
さて、アメリカの右も左もわからない私はインターネットでWWAを掘り当て、こちらの希望プランを綿密にうち合わせ、遂に旅がスタートした。フライフィッシング+乗馬がメインでアイダホ州のヘンリーズフォーク、ティトンリバー、モンタナ州のマディソンリバー、ギャラティンリバー、テイラーフォーク、ギボンリバー、ファイアーホールリバー、イエローストーンレイク、ルイスレイク、ワイオミング州のソーダレイクと釣り歩き、乗馬はモンタナ州のギャラティンゲートウェイにある「カバードワゴンランチ」へ滞在した。

1,ヘンリーズフォーク

 フライフィッシャー憧れの聖地ヘンリーズフォークを遂に踏みしめた私は、その風景、蕩々と流れる水に感動さえ覚えた。出迎えてくれたトラウト達もすばらしかったが、飛び交うミサゴ、ペリカン、川遊びのカワウソなど野生動物達の歓迎に心は踊った。3日間滞在し途中天候に恵まれず辛い釣りの日もあったが、パワフルなワイルドトラウトそして知り合った異国のフライフィッシャー達、フライフィッシングに国境はなかった。まだ旅は始まったばかりなのに既に心は満たされてしまった私たちはモンタナへと向かった。

2,モンタナ州

 写真や映像では見たことがあるモンタナの風景を、実際に見て圧倒されてしまった。何もかもスケールが違う。ここでは乗馬+釣りのため「カバードワゴンランチ」とウェストイエローストーンへ滞在した。テレビもなければ店もない(電気はあったが・・・)ランチの 3 日間は、日頃の喧騒を忘れて人間としての時間を思い出すためには最適の時間であった。こんなにゆっくりと時が流れるのを感じたのは何時以来だろう?朝はハミングバードがおはようの挨拶に訪れ、夜はストーブに薪をくべながら炎を眺める。食事も抜群に美味しかった。

 ビッグフィッシュのマディソンリバーもさることながらギャラティンリバーでは「リバーランズスルーイット」の世界に自分が入りループで風を切った。ここでもネイティブのトラウト達が歓迎してくれた。


Teton River
 腕に覚えのある私は、ここでの乗馬は今ひとつ物足りなかったが、馬上からの風景は圧巻であった。できれば「モンタナの風」になって走りたかった。

 イエローストーンナショナルパークに入り、バイソン、エルク、ムースなどの野生動物をながめつつ景勝地ファイアーホールへ向かう。九州人である私達は火山や間欠泉は見慣れているため、そこまで拘りはなかったが、ここの建物オールドフェイスフルには感動した。京都奈良で巨大な木造建築を見慣れている私も、この巨大な巨人が住んでいそうなログハウスには圧倒された。

 さて、いよいよ今回の旅で一番の感動を覚えたファイアーホールリバーである。彼の川は唱歌「春の小川」の様なスプリングリバーで、草原をくねくねと蛇行している。ここでライズを見つけた私達はしばし遊ぶことにした。15~16インチのアメリカのネイティブ「カットスロートトラウト」がマッチザハッチのサイトフィッシングを演出してくれた。ふと気付くと私達の周りに雌のエルクの群がくつろいでいる。あるものは寝そべり、あるものは食事を楽しんでいる。手を伸ばせば届きそうな距離に子供達の姿もある。通常、野生動物の彼らがここまで近づいて来ることはないらしいが、私達をここの自然の一部と認めてくれたのだろうか?

写真を撮るのも場に添わない気がして、思わず頬を緩めながらロッドを降り続けた。これを至福の時と言わずに何と言おう。この時、確かに私達はモンタナの自然の一部となっていたに違いない。そんな豊かなひとときが過ぎエルク達は移動を始めた。私達もそれに呼応するかのごとくロッドをたたんだ。


Montana
 その日宿泊したウェストイエローストーンの町は小ぢんまりして、すぐにお気に入りの場所になってしまった。さっきまで自然の一部だった2人は、雑誌でしかお目にかかったことのないフライショップの数々に無念にも「おのぼりさん」へ変身してしまったのである。おのぼりさんの一夜が明けると再びアイダホへと移動を開始した。途中ワイオミングのジャクソンで夕食をとる。レストランの隣の席にウェスタンハットにカウボーイブーツの老紳士が座した。私もジャパニーズホースマン、ウェスタンハットにカウボーイブーツ。席を立つとき目が合うと、どちらからともなく「うん」と頷くように挨拶を交わした。何か通じる物があった様な面はゆい様な気持ちになった。旅もいよいよ終盤である。

3. ティトンリバー

 ワイオミングのソーダレイク釣行が辛い釣りに終わり、長かった様であっと言う間に過ぎたアメリカ釣行もラストワンデーとなってしまった。最後はアイダホ州のティトンリバーである。前日の気分を引きずったまま期待半分不安半分で、ガイドのミッチーを待った。ミッチーはナイスガイで、気配りも細やか、そして何と言ってもフィールドに精通したすばらしいガイドであった。ミッチーと話しながら川へ向かう車中、先程までの暗い気分は吹っ飛んで、一転楽しい釣行となった。川もすばらしく、何と言っても魚種魚影が濃かった。ライズの釣り有り、バンク際の大物狙い有りで、退屈する暇もなく釣りまくった。その間ミッチーの心配りに頭の下がる思いであった。ランチもとても美味しく、最終日が最高であったため「終わりよければすべてよし」で、途中の辛かった日も、この楽しい日を引き立てるためのスパイスに思えるくらいに楽しい思いでとなった。

 この旅を通じて知り合った数多の人達、すばらしいガイドのミッチー、そして我が儘な要望を実現して下さり、旅のサポートをしていただいたWWAのMr.リードと三好さんに心から感謝するとともに再びこの地を訪れる事を心に誓って帰路に着いた。


至福の時


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