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Cattle Drive Diary
Summer, 2002
by Mr. Masanori Oki

実際のCattle Driveをやってみると映画「シティースリッカーズ」がきれいに思えてきました。Wrangler(牧童)の仕事はアメリカで残っている数少ないきつい仕事のようですが(いわゆる3K。きつい・きたない・きけん。)、でもほんもののWranglerはかっこよかったです。

では、Cattle Driveの報告をします。

◆6/22
 この日は、WWA三好さんに取ってもらった
 B&Bに宿泊。ここは、メルヘンチックな部屋で
 男一人で宿泊するのはもったいないくらいのところであった。
 街も小さく人ごみもなく空気もきれいで翌日の
 Cattle Driveへの期待が膨らむ。
 どんなところでどんな人達が参加するのだろう・・。

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◆6/23
 朝食を済ませ、Codyの山中までドライブをした後に
 Cattle Driveで必要な携行品を購入。
 ここでは、カウボーイハット、ジーンズ、ウェスタンブーツを購入。
 昼食を済ませ待ち合わせ場所でしばらく待つと
 カウボーイが登場。使い込まれたジーンズ、ブーツ、
 帽子、その風貌のすべてが本物のカウボーイであった。
 (現地では、牧童をWranglerと呼ぶらしい。)
 ここで彼につれられてRanchへ向かう。
 道中約2時間。街を少し出ただけで景色がウェスタン映画のような
 茶色の世界に変っていく。
 本部ロッジに到着すると、その回りには何もなく(牛も馬も見えない)
 ただ建物がポツンと佇んでいる。
 WranglerやGuestに紹介され部屋に案内される。
 部屋はベッドが2つ、暖炉がある何の飾り気もない
 山小屋風ものであった。
 Guestも徐々に現れ、参加者がそろったところで夕食。
 肉・豆・パンとデザートといった豪華ではないが十分なもの。
 (自分で好きなものを好きなだけ取る形式)
 夕食が終わったところで、翌日からのCattle Driveに関しての
 説明が行われる。
 説明後、自分の部屋に戻り翌日準備を行いベッドの上に
 寝袋で寝る。

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◆6/24
 朝5:00頃目覚め、シャワーを浴びる。
 (これから2日間はシャワーも浴びられない。)
 その他Guestも起きだしてきて7時頃朝食を取る。
 各自、昼食としてサンドイッチとデザート、ジュース、
 果物を紙袋に入れてサドルバックに入れる。
 しばらくすると馬の足音が・・。
 これから一緒に旅をする馬がWranglerによって
 つれてこれらる。Wranglerから各自の馬の馬装方法を教えてもらい
 ながら準備を整える。
 ちなみに私の相棒はLace。昔乗っていた馬にちょっと似ている。
 なかなかよさそう。

 Guest総勢13人全員の準備が整ったところでCattle Driveのスタート!!
 Wranglerの馬の先導に続く。
 初めは、周りの景色を見ながら自分の馬との相性を見つつ
 午前中かけて牛のいる場所までtrekking。
 それにしてもWranglerは皆腰には拳銃、サドルには
 ライフルをつけている。本物を見るのはおまわりさん以外では
 初めてであった。

 早朝は寒いが、日が出てくると暑いでも空気は乾燥している!
 昼食後牛のいる場所に到着し、みんなで牛を集める。
 ただ馬で牛を追うのではなく、大声で怒鳴りながら追っていく。
 Move on、Get Out、ダーなどなど。
 ちなみにダーは私です。
 牛の数は100頭近くはいるだろうか、
 木々やセイジのBushを抜けながら暑さと埃の中、進んでいく。
 DustyでDirtyなのがCattle Driveらしい。まさにその通り。
 牛のスピードでのtrekkingながら、長時間の乗馬と大声を張り上げているのと
 暑さのせいで体力を消耗する。
 お尻も痛い。
 ところどころで各自馬上で水分補給をする。

 夕方、初日のキャンプ地に到着。
 小川のそばのキャンプ地。
 馬装を解き馬を放牧し各自自分の寝床を探す。
 Teepeeといったアメリカインディアンが使用する
 テントもあるがほとんどが草の上の野宿を選んでいる。
 夕食まではしばし休息。
 小川の水でバンダナを浸し顔を拭くが埃がすごい。
 このキャンプにはトイレがあるがぽっとん式。
 汲み取ることもないだろうからいつしか自然にかえるのであろう。
 (本部ロッジ以外はすべてこのようなトイレ)

 6:00ごろ夕食、メキシカン料理。おなかもすいているしうまい。
 それ以上にのどが渇いているので、水がおいしい。
 (ちなみロッジでもキャンプでもいつも水とレモネードがおいてある。)
 食器は、キャンプの間各自配布された食器を使用。
 食事が終われば、桶に入っているお湯で各自が洗う。
 夕食後、コーディの昔話やカントリーミュージックを聞き
 8:30ごろには床につく。まだまだあたりは明るい。
 ここでは9:00過ぎにならないと日が沈まない。
 疲れからかすぐに眠りにつく。

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◆6/25
 朝5:00ごろ目をさます。
 寒い。とくかく寒い。3シーズン用の寝袋を持っていったが
 かなり寒かった。急ぎ着替えすでに朝食の準備が始まっている
 火のそばで暖を取る。当日のお弁当をとり、朝食を済ませる。
 前日放牧した馬をWranglerが集める。
 Come on Boy!これでどんどん馬が集まってくる。すごい。
 7時頃、馬装をし再び牛を追っていく。
 日が昇るとやはり暑い。暑さと乾き、そして埃がすごい。
 水筒の飲み口にも埃がまとわりついているが気にせず
 そのまま水を飲む。
 昨日同様に大声を張り上げながら牛を追っていく。
 山の斜面ではなかなか前に進まないため、さらに大声を張り上げる。
 山の斜面の細い道では牛が道を外れていくので
 それを元の道に戻す。これがまた一苦労。
 斜度30度以上のところを馬で上ったり降りたりしながら
 牛を道にもどすのである。よく考えると非常に怖い。

 2日目なのに早くもお尻が痛くてかなりつらい。
 一日8時間近く馬に乗っているのでそれも納得。
 回りの景色は壮大ですごい。自分のちっぽけさを感じる。
 とはいえ、あまり景色を堪能する間もなく牛を追い続ける。
 どんどん山を登っていく。
 当日のキャンプ地は山の中腹。小川がないので持って行った
 ウェットティッシュで顔を拭く。汚い!
 今日は、どうも雲行きが悪いと思ったら雨が降ってきた。
 あわてて馬具を小屋の中にいれTeepeeを建てる。
 Teepeeの中に荷物を入れ雨宿りをする。
 2時間もしない内に雨が止み、再び寝床を探す。
 6:00ごろ夕食を食べ、みんなで話をし8:30ごろには
 寝床へ。まだ話している人もいるが眠いので寝ることにする。
 夜、0:00ごろ上を見ると星がすごくきれいであった。
 月も出ており月明かりがこんなに明るいものなのかと思う。
 そしてまた寝る。

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◆6/26
 朝4:00ごろ寒さのために目を覚ます。
 やっぱり寒い。すでに朝食の用意で火を熾していたので
 急いで暖を取りに行く。さすがにこの時間は
 みんな寝ている。コーヒーを飲みながらしばし外を
 ぼぉ~っと見ている。5時半頃数名が起きている中
 一発の銃声が。Wranglerが目覚まし代わりに一発
 撃ったようだ。んったく。びっくりするなぁ。
 朝食をとりお弁当をとって荷物をまとめた後、
 馬装を整えていつものように牛を追っていく。
 今日も昨日と同じく声を張り上げ山道をどんどん牛を追っていく。
 この頃になると皆かなり疲れてきているので
 声を張り上げテンションを上げていく。
 今日がCattle Driveの最終日。川を渡り緑の多いところに
 牛を追いやる。この時雨が降り出す。trekking中に雨が降り出すのは
 これが初めて。おのおのかっぱを着て山中のロッジへ向かう。
 約1時間後、山中のロッジに到着。
 馬装を解き馬を放牧し馬具を小屋にいれてロッジに入る。
 ロッジでは各自の部屋が割り当てられる。
 ここもベッドが2つと暖炉があるだけの質素なもの。
 しかも電気はないのでプロパン式のランプである。
 ここで3日ぶりのシャワーを浴びる。埃にまみれていた体には
 すごく心地よい。シャワーを浴びてリフレッシュした後しばし
 部屋で休息。
 夕食はメキシカン。どうも料理長はメキシコ料理が得意のようだ。
 夕食後翌日の朝食時間を聞いてから就寝。
 翌日は休息日(day off)であるが希望者は馬にのって2700mの山頂まで
 馬でtrekking。もちろん参加するつもり。

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◆6/27
 朝8:00に朝食。
 休息日なので朝食も遅め。
 9:30ごろにtrekking開始。義務ではないものの全員参加。
 やはり傾斜がきつい。ほとんど落ちそうな斜面を馬に乗って
 進んでいく。こんな斜面は自分で歩くのもいやだけど馬にのって行くのも
 怖いものである。しかし景色がすごくきれい。
 アルプスの少女ハイジのような世界である。
 山頂には少し雪が残っているが、さほど寒さを感じない。
 山頂でお弁当をたべ来た道を戻っていく。
 下りはさらに怖い。馬も怖がっているが乗っている人間も怖い。
 たのむよぉ。すべらねいでねぇ。と思いながら進んでいく。
 この日は15:00頃ロッジに戻り。シャワーを浴びて休息。
 そして夕食。夕食後にWranglerから明日ラミューダをするかどうか
 たずねていると聞かされる。ラミューダとは2日目のキャンプ地から
 本部ロッジまで約2時間駆け足で行くものと聞く。
 (実はちょっと違っていたのだが・・。)
 答えは、I want to try but・・・・。
 決めるのは翌日の直前までで良いということになった。
 みんな同じような思いらしい。
 ラミューダをしないものは、そこからバスに乗って本部ロッジに戻るらしい。
 といきなり銃声が聞こえてきた。
 誰かが練習しているようである。私はまだ銃を触ったことも撃ったこともないと
 言うと打ちたいか?とWranglerが聞くのでやってみたい!と答えると
 いきなり準備を始めた。
 耳栓をし、撃ち方を教えてもらい撃ってみる。結構反動があるものだ。
 でも、いきなり6発中3発を的に命中させみんなにびっくりされる。
 その後も別の銃で撃たせてもらったがこれは全部はずれ。
 予定外の機会にちょっとラッキーと思う。
 お土産に打った銃弾をもらう。
 しかし、明日のラミューダはどうしようかと考えるとなかなか寝付けない。
 危険そうではあるが、やらずに後悔したくはないし・・・。
 どうしよう・・・・。

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◆6/28
 本部ロッジへの帰還の日。
 朝7:00に朝食を取り、お弁当を持って8時に出発。
 牛がいない分順調に進む。
 景色も行きにはあまり見ていなかったが、すごくきれい。
 でも頭の中はラミューダはどうしよう。。。
 途中からは、ラミューダをすることを決意し気合を入れると
 馬にも伝わったか、馬もちょっといきりたってきている。
 まずい・・。
 でもまたお尻が痛くなってきた。6時間も馬にのってるからなぁ。
 ラミューダ大丈夫かなぁ。
 途中Wranglerからラミューダやるか?と聞かれやると言うと
 ついて来いと言われいきなり走り出す。
 言われるままついていくとしばらくして止まって。
 これを2時間やるけど大丈夫か?と聞くので
 大丈夫!と答える。(ちょっと不安はあったが・・・。)
 皆ラミューダの出発場所に来ると馬を降りだし、
 馬装を解き始めている。気がつけば参加者は私一人。
 えぇえええええええ!!!っと思いつつも
 やってやろうじゃないかと心を決める。
 ラミューダ開始、皆が降りた馬を追い出す。
 へっ?もしかしてこれを追っていくの?
 牛と違ってものすごいスピード。それに加えアップダウンも
 激しく、途中ギャップもたくさんありかなり怖い。
 途中ひざの内側が擦り切れる。痛い。
 まだ始まったばかりなのに・・・・。
 最初のGateで既に全身汗だく、埃まみれで
 体力的にもほとんど限界に近い。でも、もうやめられない。
 やるしかない。この調子で2時間、永遠馬を追っていく。
 アドレナリンが噴出しだんだん気分がハイになっていく。
 途中途中のGateで水分を補給し最後までやり遂げる。
 もう足腰ががたがたになっている。
 満身創痍、疲労困憊、。
 あまりの姿にあとはやっておくから早くシャワーを浴びておいで
 といわれ本部ロッジに戻る。
 皆がNORIが帰ってきた!と拍手してくれる。
 手をあげて挨拶するが、もうへろへろしている。
 とにかくシャワーを浴びて、伸ばしていたひげを剃って食堂へいき
 レモネードをがぶ飲みする。みんなが感嘆の声を上げる。
 しばらくしてやり遂げたとの実感がわいてくる。
 それまで笑顔を見せなかったWranglerも笑顔でよくやったと
 言ってくれた。誰かが、NORIはWranglerになれるか?と
 聞いたときにあとは英語だけと言っていた。
 体中痛くて変な動きになっていたのでみんな笑っていたが、
 それでもうれしかった。
 夕食は、これで最後になるのでバーベキュー。
 でもあまりにも疲れていたのであまり食欲はなかった。
 食後、馬に乗りながらの風船撃ちのデモンストレーションがあった。
 日本で言う流鏑馬みたいな感じ。やはりかっこいい。
 NORI もやってみるか?といわれたが、さすがに今回はパス。
 ひざの怪我がなかったらやってたかもしれない。
 その日は、みんな今までの話をしたり、荷物を片付けたり
 しながら夜が更けていく。
 部屋に戻って寝ようとするがなかなか眠れない。
 興奮がおさまっていないようだ。

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◆6/29
 6:00に起床して、7時から朝食。
 相変わらず体が痛い。
 まあしばらくはかかるだろう。
 朝食後荷物をまとめる。
 しばらくすると出発Codyの街へ。
 徐々に疲労が出てきて、ちょっとぐったり。
 Codyの街でWranglerと別れを言い。
 WWA三好さんと再会。
 Codyの街を観光したり買い物したりし
 2時頃にホテルにチェックインし夕方まで休む。
 久しぶりに手足を伸ばせるベッドにうっとり。
 しばらく寝袋の生活がつづいたからなぁ。
 夕食に中華を食べて、夜にはロデオを見る。
 でもCattle Driveでの余韻が強くあまり感動はない。
 それほどCattle Driveはすばらしいもの!
 23:00頃ホテルに戻り、久しぶりにお湯をためて
 湯船につかる。あ~幸せ。。
 この日はぐっすり眠りに入る。

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◆6/30
 今日はCodyを経つ日。
 朝食を食べ、ちょっと観光をし昼食を食べた後空港へ。
 空港でチェックインした後、WWA三好さんと分かれる。

 

現実世界から大きく離れて、自然の中で一体となりこのような体験ができたことは本当に幸せでした。

他では味わえない最高のReal Western。きれいなところではないといやだと言う人にはお勧めできませんが本当のAdventureを求めている人には最高のツアーだとおもいます。

以上です。


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